かるたの聖地・大津ならではの「百人一首」の世界観を表現 抹茶・お茶をたのしむ「百人一首スイーツビュッフェ」 6/1~初開催(大津あきのた会・歌人 遠山 利子共同監修)
2019/05/10
2019年6月1日(土)から8月25日(日)までの金・土・日・祝日限定で、琵琶湖ホテルの2階「イタリアンダイニング ベルラーゴ」にて、小倉百人一首の世界観を投影した、抹茶・お茶をたのしむ「百人一首スイーツビュッフェ」が初めて開催されます。
琵琶湖ホテルでは、2017年9月より大津京遷都1350年を記念した「百人一首カクテル」の販売が大好評を得ています。今回は「百人一首カクテル」との連動企画として、スイーツビュッフェのテーマを「百人一首」に。大津・滋賀にゆかりのある歌をはじめ、恋の歌や人生の儚さを詠んだ歌など、幅広い世代に共感される多彩な歌が選定され、抹茶や地元名産の「朝宮茶」などを使ってスイーツで表現しています。なお、今回は一般社団法人全日本かるた協会の加盟団体「大津あきのた会」と歌人の遠山 利子監修。同企画を通して「かるたの聖地・大津」の街をより身近に感じられるよう、大津の街の魅力発信も行っています。
■■■ 百人一首スイーツビュッフェ おすすめポイント ■■■
1. 「大津・滋賀」にゆかりのある歌や、女性の心に響く歌を厳選して、百人一首の情緒あふれる奥深い世界観を表現
【春の歌】
「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
絶世の美女として有名な小野小町が、色あせた桜に老いゆくわが身の嘆きを重ねて詠んだ歌。華やかな桜の花の色が次第にうつろう様子を、桜リキュールガナッシュと抹茶のガナッシュを使用した「大人のさくらぼんぼん」と「抹茶のぼんぼん」で表現。また、「エディブルフラワーのブルーキュラソーとブルーベリーのジュレ」は、物思いにふける春の長雨を表したスイーツです。ぼんぼんと共に召し上がることで、その甘さを引き立てます。
【歌番号9 小野小町】より
【恋の歌】
「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」
激しく流れる川の水が岩に当たってせき止められ、二手に分かれてしまうが再び一つになる様子を、離ればなれになった恋人への想いに重ねて詠んだ情熱的な恋の歌。碾茶を混ぜたスイスメレンゲに、シナモンと竹炭パウダーがアクセントの「ロッシェ・テベール」で水の流れをせき止める岩を表現。また、恋人への想いをのせた川の流れは、季節フルーツが彩られた滋賀県甲賀市山田牧場のヨーグルトを使用したムースと、優しい甘さのジャスミン・エディブルフラワーのゼリーで表現しています。
【歌番号77 崇徳院】より
【秋の歌】
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
美男子で恋多き貴公子として知られる、在原業平の詠んだ歌。くくり染めのように水を赤く染めて、流れる紅葉と水の流れを演出。川と深紅の紅葉を、「いちごとミントの爽やかなムース」とベルギー産チョコレートを使用した「チョコレートとマンゴーの濃厚なムース」で表現。また、ムースの表面(ナパージュ)には、滋賀県高島市の幻のアドベリーを使用しているので、甘酸っぱさも感じられます。
【歌番号17 在原業平】より
【春の歌】
「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」
後に三井寺の長吏となった大僧正行尊が、若い日の大峰山での孤独な修行中、山奥にひっそりと咲く美しい桜を見て、思わず花に呼びかけた歌を表現。桜の花びらと桜の葉の香りを移した「桜の花ババロワ」で儚く咲く山桜をイメージしています。表面を桜の花びらと桜のゼリーで仕上げ、写真映えする見た目もかわいいスイーツに。また、地元産の食材を使用したスイーツもご用意。日本五大銘茶である朝宮の抹茶を使用した「ブラウニー」や、比叡ゆばの「とろ湯葉」を贅沢に使用した「パンナコッタ」はパティシェおすすめの一品です。
【歌番号66 大僧正行尊】より
【冬の歌】
「田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」
冬のある日、田子の浦へ出てみると、はるかに望む「白富士」。
その頂に雪はしんしんと降り続いているのだろう。
そんな雄大で美しい情景を詠んだ歌をスイーツで表現。卵黄と牛乳で濃度を付けた贅沢な仕上がりの「ピスタチオと抹茶風味のババロワ」や、アールグレイの濃厚なムースにホワイトチョコのガナッシュを流した「アールグレイ・ムース」で、「白富士」に見立てています。
【歌番号4 山部赤人】より
【夏の歌】
「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山」
持統天皇が、天の香具山に真っ白な衣を干す様子を見て、清新な色彩で春から夏へ移る爽やかさを詠んだ歌。天の香具山は大和三山の一つ。番茶とミルクチョコレート・抹茶・いちごの三種のガトーで、三山をイメージしています。
そのほか、ピスタチオと塩麹のクグロフや、黒烏龍茶のスイーツなどラインナップ。
これから初夏を迎える、この季節にぴったりなスイーツをぜひおたのしみください。
【歌番号2 持統天皇】より
2. そのほかにも、百人一首にちなんだスイーツや、季節のスイーツがラインナップ
【歌番号89 式子内親王】 【歌番号32 春道列樹】より
【歌番号40 平兼盛】より
そのほか、次の歌をイメージしたスイーツも登場。約40種類の百人一首スイーツをたっぷりとおたのしみください。
【恋の歌】 「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする」
地元大津の九重味噌の白味噌を使用した「玉の緒ムース」
【秋の歌】 「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり」
川の流れやしがらみを表現した「しがらみガトー」や「紅葉マカロン」
【恋の歌】 「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
旬を迎える季節のフルーツを使用した「しのぶショート」や「わが恋タルト」
※ショートケーキ・タルトは、時期によりフルーツを変更。
3. 百人一首にちなんだWelcome Sweetsやオーダードリンクもおすすめ
【歌番号57 紫式部】より
【秋の歌】「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」
紫式部ゆかりの「石山寺」は古来からの月の名所。この歌を「Welcome Sweets~レアチーズムース~」でおもてなし。お皿に竹炭のホイップで夜空を描き、抹茶の苦味をしっかりと味わえるレアチーズムースとふわふわ綿菓子の雲をのせて、夜半の月を表現しました。
特製マンゴーソースをかけて、仕上げていただく一皿です。
※毎回アタリを引いた1名様にプレゼントが提供されます。
【歌番号64 権中納言定頼】 【歌番号4 山部赤人】 より
【冬の歌】「朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木」
「ベリーとジンジャーのティースカッシュ」は、権中納言定頼が詠んだ歌をイメージし、スイーツをよりたのしむために登場。
紅葉に見立てたベリーの実とミントで、爽やかな味わい。またスイーツにも登場した、山部赤人が詠んだ歌を「朝宮ほうじ茶のラテ」で表現。スチームで温めたふわふわなミルクの白富士を、濃厚なほうじ茶に混ぜながらおたのしみください。途中で抹茶のマシュマロを溶かすと違った印象に。
4. Live Performance ご紹介
【Live Performance~瞬間冷凍メレンゲ~】
ふわふわとした食感のメレンゲのクリームに液体窒素をかけることで、極限まで温度を下げ瞬間冷凍。マイナス196度の冷たい世界を創り出します。食べると白い息が出る、サクサクとした軽い食感。そのほか、出来立てふんわりマシュマロ「作り立て抹茶のギモーブ」も味わえます。
■抹茶・お茶をたのしむ「百人一首スイーツビュッフェ」概要
開催期間: 2019年6月1日(土)~8月25日(日) 金・土・日・祝日 限定開催
※前日15:00までの要予約。
状況により当日予約を受け付ける場合がございます。
詳しくはお問合せください。
開催時間: 15:30~17:00(90分制)
開催場所: 琵琶湖ホテル2階 「イタリアンダイニング ベルラーゴ」
料金 : 大人 3,900円/ 7〜12歳 2,000円/ 4〜6歳 1,000円
※消費税・サービス料込
詳細URL:https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/hyakuninissyu_sweets2019/
【連動企画「百人一首カクテル」~日本の美しい情景~】
提供期間: 2019年6月1日(土)~8月31日(土)
※びわ湖大花火大会開催日は除く
提供場所: 琵琶湖ホテル2階「バー ベルラーゴ」
料金 : 1,500円~
詳細URL :https://www.keihanhotelsresorts.co.jp/biwakohotel/restaurant_menu/bar_hyakunin_issyu7/
※リリースに掲載している写真はすべてイメージです。
※材料の入荷等の都合により、一部メニューが変更となる場合がございます。