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「味覚の授業」参加レポート

「味覚の授業」参加レポート

2013/11/19

文化遺産でもある食文化を子どもたちに伝えるため、フランスで始まった味覚教育のための様々なイベントが行われる「味覚の一週間」。2011年度より日本でも開催されており、2012年からは日本スイーツ協会からスイーツコンシェルジュが「味覚の授業」に参加しています。
日本での開催3年目となる今年、日本スイーツ協会からは15名のスイーツコンシェルジュが「味覚の授業」に講師のシェフをサポートする”コーディネーター”として参加しました。
そこで、今回「味覚の授業」にコーディネーターとして参加した、スイーツコンシェルジュの濱地由里子さんにレポートしていただきました。

「味覚の一週間」公式サイト⇒ http://www.legout.jp/

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20年以上にわたってフランスで毎年10月の第3週に実施されている味覚教育イベント「味覚の一週間」は、日本での開催3年目。
今回私は、小学校で行われたプロのシェフによる「味覚の授業」のサポート、コーディネーターとしてお手伝いさせていただきました。

訪れたのは、兵庫県芦屋市の精道小学校。
食育に力を入れている学校です。

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精道小学校の5、6年生に行われた「味覚の授業」は
「メゾンドジル」フレンチのシェフ 高山氏と
「京料理 たか木」和食のシェフ 高木氏 が講師でした。

授業は2コマで、4つの味
「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」
そして、日本ならではの「うまみ」を知る授業と、調理実習。

子供達は味覚の一週間事務局から送られて来たシェフ帽をかぶります。

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4つの味の試食品をカップに入れて準備しました。

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「しょっぱい」は塩、「甘い」は砂糖、「すっぱい」はお酢、「にがい」はチョコレートで体験します。

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講師のお二人は、ミシュランの1つ星と2つ星の星つきレストランのシェフで、
今回、関西テレビの取材が入り、授業の様子などが夕方のニュースで放送されました。

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調理実習の授業では、フレンチの高山シェフは、カリフラワーのポタージュを、和食の高木シェフは、ごまどうふとフグのお吸い物を作り、子供たちにうまみを味わってもらいました。

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私は各テーブルを周り子供たちに声をかけつつ、調理の補助をしました。
少し前に私自身が包丁でケガをしたので、包丁が危ない位置に置かれていないかガスの火がエプロンに燃え移らないか、など気をつけて見ていました。
授業はあっという間で、子供たちはとても楽しそうでした。

「味覚の授業」は、文部科学省、農林水産省、駐日フランス大使館が後援しています。このような「味覚の授業」を受ける子供たちがもっともっと増えればいいと思います。

私自身学ぶことも多く、また子供たちとのふれあいがとても楽しかったです。
これからも、このような活動に参加していきたいと思います。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。

(SC000428 濱地 由里子)

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