【東京】「美味しく撮るコツを伝授♪ プロに教わるスイーツ写真講座」レポート
2012/11/25
2012年9月9日開催の第4回スイーツ検定ベーシック講座に合格し、今回初めて、日本スイーツ教会主催のスイーツコンシェルジュ向け講座を受講させて頂きました。
今回参加させて頂いた講座は、「美味しく撮るコツを伝授♪ プロに教わるスイーツ写真講座」。講師は、柴田書店のカメラマンを経て現在フリーで雑誌、書籍の撮影を中心に活動されているカメラマンの大山裕平先生!!!
『スイーツインストラクターとして人を笑顔・幸せにする!』という目標を持つ私にとっては、作ったスイーツをより美しく、オシャレに、美味しそうに 撮ることはとても重要なこと。ブログにアップしたり、印刷物に使用したり…と使い道はいろいろあります。そこで、講座案内のメールが来てすぐに、何の迷い もなく申し込みました!
講 座の大きな流れとしては、まず、先生が前もってご準備されたスイーツ写真の資料を見ながら、詳しい解説と共に、写真を上手に撮るコツを伝授していただき、 次に先生自らがスイーツ撮影の実演をされ、その後受講生のみなさんそれぞれが、各自に用意された背景紙と白い紙(レフ板として使う)を使って、フルーツタ ルトの撮影の実践をする…というものでした。
また、先生の撮影実演の後に、先生のカメラで撮ってみたい人は撮らせてくださるというので、私を含め4名ほどが先生のカメラで撮影させて頂きましたが、カメラの重さがはんぱじゃなく、持っている手がブルブルしてきて、手ブレをしそうになりました…!
そして撮影後は、タルトをごちそうになり、記念の集合写真を撮って、無事講座修了!
今回の講座の大きなまとめとしては、
- やはり、より良い写真を撮りたいなら、オートではなくマニュアル機能を使って撮るのがよい。勝負どころでは、ぜひマニュアル機能での撮影でチャレンジをとのアドバイス。
- スイーツ写真では、撮影スピードも重要。時間がかかるとスイーツがダレてきてしまうので、プロのカメラマンと目指す方は特に、早く撮影できることは必須条件とのこと。
- そして、速く撮影するためには、撮影するものに対するイメージを前もって持つことが大切。撮影するスイーツに対するイメージがきちんとあれば、速く撮影できる。
- どんなスイーツなのかが分かるように撮ること。
例えば、タルトならば、上に載っているフルーツなどの部分だけでなく、下のタルトの部分も見えるアングルで撮る…など。
また、スイーツによく付いている光る飾り物は、光らせて撮った方が華やかに見える。 - 写真の撮り方についての本も出ているが、自分でいろいろ試してみるのが上達へのいちばんの道。自然光かライティングか、また光の方向、背景、レフ板の位置、アングル、レンズ、皿の向き、ホワイトバランス、撮影モード…など、いろいろ変えて撮ってみる。
失敗だと思ったものが、意外とうまくいっていたりすることもある。
講義中も講義後も、参加されたスイーツコンシェルジュのみなさん、とても積極的に先生に質問したり、自分の撮った写真を見てもらったりしていたのが印象的でした。
プロ並みにかなり本格的で高度な内容だったので、もっともっといろいろなことを詳しく教わたいので、今回の講座の続編が開催されることを期待しております。
講義中に、先生の撮影された本も数冊みなさんのテーブルに順次回され、見せて頂きましたが、とてもオシャレで素敵な写真でした!
大山裕平先生、本当にありがとうございました。
(記:澤畠 周子)