[活動報告]「花ちゃんのほおずき羊羹」で村おこし! 伊藤きみ子さん
2017/08/04
信州岡谷から秋田へと移住された、スイーツコンシェルジュの伊藤きみ子さんより活動報告をいただきました。豊かな自然の中で、村の特産品である“ほおずき”を使ったお菓子作りをされています。
昨年暮れに主人の定年を期に秋田の主人の田舎に戻ってきました。高齢化社会の超見本であります、田舎に帰りました。20年ぶりに戻りましたが村人からの最初の歓迎言葉……。「せっかく出て行ったのによく戻ってきたね~」でした。私たちがこの村を出るころからしたら500人も人が減っていました。高齢化の一番大きな村になっていました。でも自然のとても豊かな村はワーストワンではなくベストワンと思います。 そのような村ですが皆さん村人はとても頑張っていろんな催しや勉強会等村おこしをしています。自然の中には秋田杉や山野草《こあにちどり》等あり山野草展示会は頻繁に行われています。また天然秋田杉は村の80%を占めていてその中にこぶのできているこぶ杉を紹介もしています。山に入るととても神秘的です。天然秋田杉は上野の国立科学博物館に展示されています。 また、食用ほおずきは全国でも珍しくとても有名になっています。その中でも《恋どろぼう》と言う品種はとてもフルーティで私も最初に口にした時は感激でした。 今回その食用ほおずきを栽培しそれをふんだんに使い自分で試行錯誤しながら作り上げた《花ちゃんのほおずき羊羹》を紹介させて頂きます。 村で個人が開発した羊羹です。 甘酸っぱくあの羊羹の独特の甘さは感じられず、さわやかですっきりしています。ほおずきを惜しみなく使っているため風味も良く粒粒も感じられます。 皆さん村の特産品にと押しています。
執筆| 伊藤きみ子