アドバンス会員限定イベント 参加レポート
2014/09/03
日本スイーツ協会では、2014年8月24日(日)アドバンス会員限定イベントを開催いたしました。
当日ご参加下さった、スイーツコンシェルジュの大宮司麻美さんによるレポートをご紹介いたします。
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6月に開催された「第1回 スイーツコンシェルジュアドバンス講座」に見事合格し、スイーツコンシェルジュアドバンス会員になった方を対象に、辻口博啓代表理事より認定証を直接渡してくださるというイベントがありました。
「スイーツコンシェルジュ アドバンス会員」は、スイーツ検定の初級となる「ベーシック講座」を修了し、更にワンランク上の「アドバンス講座」を修了した会員のことです。「アドバンス」では、「ベーシック」で学んだ知識をベースとしながら、スイーツをより深く語るための知識や、仕事に生かせる知識を習得。スイーツの歴史や構成、味覚について学んできました。
今回、第1回目のアドバンス講座の会員になり、認定証の授与と共に同じ会員の皆様とスイーツを囲みながら、親睦を深める機会ともなりました。
また辻口代表理事からは、代表作である「セラヴィ」を今日のために特別に盛り付けて頂きました。
この「セラヴィ」は、約20年前に誕生し、大会優勝に導いた作品です。今では、辻口代表理事の代表作となっていますが、優勝したその当時はホワイトチョコレートのムースが珍しく、また、ピスタチオの持つエグミやフランボワーズの酸味、サクサクとしたフィヤンティーヌの食感が入ったケーキは珍しく、「斬新だ」「新しい」と評されたとおっしゃっていました。
現在、セラヴィは有名なケーキのひとつですし、ましてやホワイトチョコレートにフランボワーズやピスタチオの組み合わせのケーキはいろんなお店で出回っています。
約20年前に「斬新だ」や「新しい」と言われたケーキも、今やとても身近なものとなっています。ただ、それを身近なものに変えていくには、実際に見たり、触れたりしてもらう場があり、そして知ってもらわないと現在のようにはなっていないでしょう。
私たちスイーツコンシェルジュの資格も、現在はまだ、認知度は低いかも知れませんが、セラヴィのようにもっと身近に感じられる資格へと変えていけるはずです。この先、「スイーツコンシェルジュ」を肩書きとして活動していく方が増えていくと思いますし、もしかしたら「職業」と言えるまで大きく成長できるかもしれません。
それは現在のスイーツコンシェルジュであり、これから資格を取ろうとしている方達次第ですが、「スイーツコンシェルジュ アドバンス」会員の私たちが先駆けとなり、自分たちの活動の幅を広げ、今日のように親睦を深める機会や情報交換の場を利用して、もっともっとスイーツ業界を、スイーツコンシェルジュを、盛り上げていきたいと思います。
(SC000437大宮司 麻美)