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[佐藤ひと美のスイーツレポート①]なぜ高級ホテルのスイーツが流行るのか!? ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ編

[佐藤ひと美のスイーツレポート①]なぜ高級ホテルのスイーツが流行るのか!? ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ編

2018/07/13

名古屋・東京・京都などを中心に活躍するスイーツライターの佐藤ひと美さんが、今、ホットなスイーツ情報をお届けします!

 

第1回 「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」

 

 

ラグジュアリーな雰囲気でゆったりとした非日常的な時間を楽しむことが出来る高級ホテル。
近頃は宿泊やホテルレストランの利用者だけではなく、さまざまなテーマ設定や旬のフルーツを使ったデザートビュッフェイベントなどの開催により、平日・休日問わず女子会やスイーツ好きなお客さんで賑わっています。


私が20代前半頃(約10年前)のホテルのイメージといえば、“旅行や出張先で泊まる場所”。それが今ではスイーツを食べるためにホテルに行くことが多くなりました。

昔は一流ホテルや洋菓子店もスイーツ工場などから仕入れていたこともあり、私にとってホテルのスイーツは印象が薄かったのです。しかし、ここ数年、ホテルサイドが手掛けるスイーツのクオリティが非常に高くなっています。


では、なぜ今、高級ホテルのスイーツが流行っているのか? 人気のホテルスイーツの紹介と合わせて調査していきます。

 


 

第1回目の訪問先としておじゃましたのは、東京都港区海岸にある24階建ての高級ホテル「インターコンチネンタル 東京ベイ」。隅田川越しに広がる摩天楼とレインボーブリッジ輝く東京ベイの2つの夜景が魅力的なホテルです。

 

 

「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」のエグゼクティブ シェフ パティシエとして2016年4月16日に就任された德永純司シェフ。

 

 

德永純司シェフといえば、2年に1度開催される「第14回クープ・デュ・モンド2015」に出場し、チョコレート細工部門で大活躍し、日本チームを2位入賞へ導いたといっても良い日本屈指のパティシエです。

 

「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」のショップスイーツも、德永レシピでクオリティがさらに上がっただけでなく、 “季節ごとに使用する旬な素材の起用、色彩バランスの向上、味のクオリティを高めたうえでの見た目の華やかさがある仕上がり” へと変化しました。

 

 

今回は、個性豊かなデザインのシャンデリアや鏡など、煌びやかな調度品があしらわれたラグジュアリーな空間が広がるホテルラウンジ「 ニューヨークラウンジ」で楽しめるスイーツの中でも、特に人気の高いメニューをご紹介していきます。

 

2~3カ月のシーズン毎でテーマが変わるアフターヌーンティー

 

夏を楽しむおなじみのアイテムがスイーツに!? バカンス気分で過ごすティータイム

「サマーアフタヌーンティー」

期間:2018年6月1日(金)~8月31日(金)

価格 : 平日 3,550円/土・日・祝 4,050円

 

 

利用者は1カ月で800名以上という人気の「サマーアフタヌーンティー」。フレンチレストランの吉本シェフによる夏野菜とバジルを使ったファーストディッシュの特製スープや、小エビと野菜のマリネなどのアミューズ・ブッシュに、

 

 

エグゼクティブ シェフ パティシエ 德永純司シェフによる、ギュッと南国の夏を詰め込んだ夏をイメージさせるスイカのマカロンや、やしの木シュー、高カカオを使用した薫り高い浮き輪のムースショコラに、お得意の杏仁と桃のヴェリーヌなど、見た目も楽しく味のクオリティも高いアフタヌーンティーのスイーツが楽しめる。

 

 

選りすぐりのクラシックティー、ハーブティー、フレーバーティーや工芸茶など豊富なライナップを揃え、“なごみ・くつろぎ・美食”を追求した優雅なティータイムを満喫できる仕様となっている。

 

パティシエ特製スペシャルパンケーキ

“ヘルシー、ビューティ、フレッシュ”をテーマに、パティシエが作るバラエティ豊かなパンケーキ。

 

 

夏季限定メニューでは、旬の桃をふんだんに使った「桃とココナッツのクレームブリュレパンケーキ」を提供しています。

期間:2018年6月1日(金)~8月31日(金)

価格 : 単品 1,429円  ドリンクセット 平日 1,900円/土・日・祝 2,200円

 

パンケーキの生地には豆腐を練り込みもちもちとした食感に、ココナッツミルクとココナッツパウダーを合せて風味豊かに焼き上げたパンケーキとパンケーキの間に旬の桃とカスタードクリームをはさみ、トップには香ばしくキャラメリゼしたクレームブリュレと桃のシャーベット。

パンケーキに添えたマスカットゼリーと桃のやさしい甘みが、爽やかな味わいに引き立てています。

 

大人のパフェ

エグゼクティブ シェフ パティシエ 德永純司が、旬のフルーツやリキュールを使い、さっぱりと仕上げたグラニテをパフェ風にアレンジして提供する大人のパフェ。 

 

写真左から……

カフェ 1,700円 …コーヒーリキュールで香りづけをしたグラニテに、ショコラクリームを搾りチョコレートソースとバニラアイスを添え、プラックショコラをトッピングしたパフェ。

グレープフルーツライチ 1,800円 …グレープフルーツリキュール風味のグラニテ、ヨーグルトクリームやライチのシャーベット、ピンクフレープフルーツやシャインマスカットを添え、グレープフルーツのチップとレモングラスで華やかにデコレーションしたパフェ。

グリーンティー 1,800円 …抹茶リキュール風味のグラニテ、抹茶クリーム、白玉、つぶ餡、抹茶アイスクリームで和風仕立てのパフェ。

ピーチシャンパン 2,000円 …シャンパンとピーチのグラニテを合わせ、ヨーグルトピーチのクリームと旬の桃、ラズベリー、ピーチシャーベットを添え夏らしいパフェ。

 

 

德永純司シェフによるN.Y.ラウンジブティックのケーキ

 

コンセプトである“ヘルシー・ビューティー・フレッシュ”をスイーツで表現するのは難易度が高い……。
そう言いながらも、「2個、3個食べたくなるようなクセになる味わいのデザートを作り、足を運ぶ魅力あるブティックにするのが信条」として展開しているのが1F ロビーフロアの「ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティック」。ここでは徳永シェフによる魅せるスイーツを、ケーキセットとしていただけるのも魅力的なところ。

 

 

私のオススメはチョコレートを使用したケーキとロールケーキ。ショーケースに並んでいたら食べてみてほしいです。

 

というのも、世界トップレベルの実力派パティシエ・德永シェフによるチョコレートの使い方が非常に上手い点と、フワフワしっとりのスポンジで軽いカスタードを巻き上げた軽いのにしっとりとしたロールケーは多くのラインナップの中でも評価が高いのです。

 

 

非日常の時間を有意義にするのにオススメなアフタヌーンティーのプランもあるということなのでご紹介させて頂きます。

 

 

■平日限定: 女子会におすすめ アフタヌーンティー&フリーフロー(2~4名限定)

アフタヌーンに加え、アルコールを含むフリーフロー(飲み放題)が楽しめる平日限定プラン。(1名様4,508円)

■平日・土日開催: アフタヌーンティー&ボトルシャンパン(6~8名限定)

ボトルシャンパンを付けた女子会におすすめのプラン。(1名様4,508円~)

 

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 
住所: 東京都港区海岸1-16-2
HP: http://www.interconti-tokyo.com
ニューヨークラウンジ by インターコンチネンタル 東京ベイ
営業時間:平日 10:00〜22:00 /土・日・祝 9:00〜22:00

 

 

ホテルならではの贅沢スイーツの楽しみ方、有意義に時間とラグジュアリーな空間を満喫できる魅力などもあり、高級ホテルのスイーツが流行っているのだと思います。
女子会や仲間と語らう大切なひとときに活用するのに、ゆったりできる空間だと心も安らぎますし、SNS映えもしますしね。

 

ということで、7月よりホテルスイーツや、今おさえておきたいスイーツ情報などご紹介させていただきます。次回は新店舗オープンの情報をお届けします。

 

執筆●佐藤ひと美
スイーツライター、スイーツジャーナリストとしてスイーツ情報や、各地方のスイーツ、グルメ(レストランデセール)の情報を発信しながら、スイーツの裏に隠れている由来や歴史・シェフの想いなども多くの方へ伝えていこうと、《美味しい食べ物は人を幸せにする》をコンセプトにメディア・WEB媒体で執筆中。