【叶 匠壽庵 女性菓子職人の初挑戦】「銘物 匠壽庵きんつば」をその場で焼き上げる!@東京ガーデンテラス紀尾井町
2016/04/19
「あも」で有名な叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)がグランドプリンスホテル赤坂の跡地に新しく誕生する東京ガーデンテラス紀尾井町の商業施設、紀尾井テラス内に東京ガーデンテラス紀尾井店を5月10日(火)にオープンします。注目されているのは、「銘物 匠壽庵きんつば」を女性菓子職人がその場で焼き上げる実演販売です。
■異色の経歴を持つ女性菓子職人のストーリー
今回、抜擢された女性菓子職人 江口綾さんは異色の経歴を持つ菓子職人。もともと、芸術大学で油絵を学び、画家になることを夢見ていた彼女はある日、和菓子職人が講師を務める京都学の授業で、日本の文化や四季を重んじ、その場で巧みに作り上げるオーダーメイドの和菓子の奥深さに感銘を受けたのがきっかけで、「和菓子職人になろう」と決意。その後、京都でアルバイトをしながら、あえて300km離れた島根県松江市で、自分の本気度を探るために、和菓子の基礎を学びました。幾度も挫折しそうにもなったが、「和菓子職人になりたい。自分の手で人を喜ばせるものを作り、届けたい」という強い気持ちは揺るぎませんでした。今から2年前、叶 匠壽庵の門を叩き、男の世界である和菓子職人の世界に入り、女性らしい繊細さと意志の強さを認められ、この度東京ガーデンテラス紀尾井町店のオープニングスタッフに抜擢されました。
■銘物 匠壽庵きんつばが誕生したの背景
東京初の実演販売店で何を作れば良いのか。試行錯誤して考えた結果、原点の「あんこが美味しい」という原点に立ち戻りました。あんこの美味しさを伝える、顔が自然にほころぶような美味しい菓子作り、できたてを届けて喜んでもらいたい、そんな想いから生まれたのが「銘物 匠壽庵きんつば」です。「銘物 匠壽庵きんつば」は、出来立てを持ち帰ることができる店舗限定販売商品。ここにしかないきんつばを作り上げるため、生地には近江米の餅米を使用し、餡は滋賀県産の30年かけて育ててきたオリジナルブランド「浅い大納言小豆」を使用しています。生地のもちっとした食感と噛むとほろっと崩れる小豆。みずみずしく仕上げた羊羹は、小豆一粒一粒を感じられます。また、季節の「蓬きんつば」や、土日限定「抹茶きんつば」「葛きんつば」などの販売も予定。四季折々のさまざまなきんつばをお楽しみください。
■都心で「寿長生の郷」を体感する店舗
日本一の広さを誇る滋賀県の琵琶湖。そこから唯一流れ出る瀬田川のほとり、六万三千坪の丘陵地にある叶 匠壽庵 本社「寿長生の郷(すないのさと)」では柚子やお菓子の素材となる梅を植え、農工ひとつの菓子づくりを目指しています。東京ガーデンテラス紀尾井町店は、近江の豊かな自然や歴史、寿長生の郷をその場で感じてもらえるよう、木材と伝統的な漆の技術を生かした店内で、器は本社内の陶芸工房「十〇地(とわじ)」で焼いたものを使用します。また、山野草や梅の花など、季節の植物で寿長生の郷を表現し、連動したイベントも開催予定。素晴らしい日本文化から感性を育み、自然と向き合うことで得る経験、知恵を菓子づくりに活かし、表現する匠の技。最上の品を素材とし、つくり手の心が伝わる創作菓子を、お客様が喜ばれる事を最良の「おもてなし」と考える大切なココロを東京ガーデンテラス紀尾井町店から世界中の方へお届けします。
■叶 匠壽庵 東京ガーデンテラス紀尾井町店
所在地 :東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井テラス1F
アクセス:東京メトロ永田町駅直結 赤坂見附駅より徒歩1分
営業時間:10:00~21:00
定休日 :年中無休
※運営会社の設備点検に伴う休館日があります。
株式会社 叶 匠壽庵