『能登から世界へ…ジェラート講座』参加レポート
2014/07/14
日本スイーツ協会では、2014年7月12日(土)石川県にてイベント講座
『能登から世界へ…ジェラート講座』を開催いたしました。
当日ご参加下さった、スイーツコンシェルジュの佐藤ひと美さんによるレポートをご紹介いたします。
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『能登から世界へ…ジェラート講座』
7月12日、石川県金沢市にて日本スイーツ協会主催の講座が開催されました。
講師としてお迎えしたのは
石川県能登町出身 マルガージェラート 柴野大造先生。
東京農業大学卒業後、家業である酪農に就農したのち、
“生産者が加工までやるしかない。”と
日本の酪農家として、そして未来へと繋ぐ架け橋となるべく
子どもからお年寄りまで幅広い年代に好まれるスイーツ【ジェラート】に注目し
素材の味にこだわり、生乳は能登産・能登野菜、果物までも地域の素材にこだわりながら多くのフレーバーのジェラートを編み出している方です。
2004年石川県商工連合会「食の特産品コンクール」優秀賞から、多数の賞を取り今年1月にジェラート 本場イタリアで開催されたジェラート世界大会2014にて600人以上の参加者からピスタチオ部門 10位入賞!!!を手にして日本に帰ってきた、柴野氏。
-196℃の液体窒素を駆使して目の前にて体感した
【ジェラートイリュージョン】
…ジェラートを作る過程を音楽にのって魅せるショー
人々の五感全て持て余すことなく魅力するパフォーマンスは圧巻でした!
ジェラートイルージョンでは
パフォーマンス最初段階でシュクレ・フィレを丸めた装飾を作り、
カクテルグラスに入れた出来立てジェラートの上にシュクレ・フィレ、金箔、半面ドーナツモナカと
見た目インパクトからパーティでも主役級のジェラートを試食!
濃厚なテイストなのに、フワッと溶ける様ななめらかな食感と口溶けの良さ。
作り立てのジェラートは軽い!
素材の風味もしっかりと感じられるジェラートはほんの一握りしか知りませんでしたが、パフォーマンスをしながらこんなに素晴らしいクオリティ高いジェラートを作る柴野先生。
『常に新しいフレーバーが頭に降ってくる』という真のジェラート王子の今後の動向が非常に気になります☆
【ジェラートイリュージョン】で糖分を頭に入れた所で
《ジェラートとは…》という講習が始まります。
ご存知の通り、アイスクリーム類には
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」 により成分規格が決められています。
アイスクリームは乳固形成分が15%以上、うち乳脂肪分が8%以上のものを指し、ジェラートの乳脂肪分は4~8%と低く、一般的な日本のアイスクリームより低カロリーです。
更に、原料そのものの風味を生かした果汁・果肉や香草、コーヒーなどのフレーバーふんだんに使ってある物が多いのが特徴の為、本場イタリアではジェラートは、フルーツやミルクを飲む代わりに食べる朝からジェラート派もいるのだそう!
なんとも羨ましい素晴らしいモーニングです☆
女性が喜ぶ【低カロリー・低脂肪】のジェラートを
新鮮、素材もこだわり安心した物を提供してくださるジェラートショップはまだ日本では少数ですが、今回、講師をつとめてくださった柴野大造先生が 代表取締役をつとめている「マルガージェラート 株式会社マルガー」はジェラート移動販売車として、エアストリーム・ベースキャンプを全国初で使用するなど見せ方(プランニング)も重要視しながら日本だけでなく世界へと日本の素材の素晴らしさを伝える伝道師であると感じた柴野先生に今回教えていただけて、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました!
有難うございました!!!
(SC000484 佐藤 ひと美)