【東京】「スイーツ検定 ベーシック講座 第2回」レポート
2011/12/27
2011年12月18日(日)第2回目となるスイーツ検定ベーシック講座が開催され、東京での講師による生講義を聴講するライブ講座の他に、石川、名古屋、茨城の3会場ではDVD講座が開催されました。
1コマ目:『世界の銘菓とスイーツ文化』
大学でも食文化の講義をされている、ヨーロッパ郷土料理・菓子・食文化研究家・料理ジャーナリストの並木麻輝子先生による各国の銘菓に関する講義。 フランスのタルト・タタンやピティビエをはじめ、イタリアのパネトーネ、スペインのポルボロンなど各国の名菓とされているスイーツがその由来や文化と共に 紹介されました。
2コマ目:『様々な種類のスイーツ』
ブールミッシュの吉田菊次郎先生により、洋菓子をビスケット生地、シュー生地、パイ生地など生地別や、アントルメやプティ・フールなど形態別の分類で捉えた講義が行われました。
3コマ目:『製菓素材と洋菓子の基本構成要素』
製菓学校の講師を務めている市田哲朗先生により、洋菓子を構成する様々な素材やクリームや生地など基本的なパーツについての講義が行われました。実 際にパティスリーでショーケースに並んでいるお菓子を例にとって、ムース部分、底に使われる生地、飾り部分と、スイーツを構成する要素から紐解いて材料を 説明する講義内容となりました。
3コマ目の後には検定試験が行われました。
検定試験後には、辻口シェフによるチョコレートのテイスティングの講義が行われました。
使用されたチョコレートは全世界のカカオ豆総生産数量のわずか2%あまりのごく限られた生産量を持つ限定カカオ豆産地6か国より収穫された豆を使っ たカレボー独自のオリジンチョコレート。テイスティングは4種類のチョコレートと一緒に用意されたシークレット(4種類のうちどれか)をあてるクイズ形式 で進められ、楽しみながら一つのチョコレートをとってみても品種やカカオ分、製法など様々な要素で個性が全く異なることを体感して頂きました。
そして最後にFOOD ACTION NIPPONの取り組みのひとつであり、米粉を通じて、新しい食の可能性を広げ、日本の食料自給率を向上させることを目的とした活動「米粉倶楽部」の部長 も務める辻口シェフから米粉の可能性のお話があり、講義がすべて終了となりました。
合否発送は来年の1月!
たくさんの方が合格され、スイーツコンシェルジュになりますように・・・・☆
※次回の開催は2012年春以降を予定しております。
(日本スイーツ協会)