11/5開催「伝統的酒造りシンポジウムin名古屋」に協会理事の辻口・笠原両氏が登壇! 参加申し込みは10/20まで
2022/10/07
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造りの技。この技術が国の登録無形文化財に登録されたことを記念し、「みりん」にフォーカスを当てたシンポジウムを11月5日に名古屋で開催します。
「伝統的酒造りシンポジウムin名古屋〜和食文化を支えるみりんの魅力と将来性」と題し、当日は対面&オンライン同時開催を予定。第1部は名城大学農学部で微生物学や醸造学を教える加藤雅士教授と、日本料理「賛否両論」の笠原将弘氏がそれぞれ講演。第2部では加藤教授と笠原氏に加え、甘強酒造(株)会長で全国本みりん協議会会長の山田幹夫氏、白扇酒造(株)社長の加藤孝明氏、「モンサンクレール」の辻口博啓氏の計5名がみりんの魅力と将来性について語り合います。しかも会場ではみりんを使った和食やスイーツの数々を無料で味わっていただける特典付きです。みりんの歴史や文化、みりんを使った料理の特徴などを深く知ることができる濃厚な2時間半。登録無形文化財に登録されただけでなく、令和4年3月にはユネスコ無形文化遺産にも提案されている「日本の伝統的な酒造り技術」は、今後益々注目度が高まりそうです。みりんの魅力が詰まったシンポジウム。ぜひご参加ください。
「伝統的酒造りシンポジウムin名古屋」開催概要
●開催日時 2022年11月5日(土)13:30〜16:00(受付13:00)
●開催場所 名古屋クレストンホテル9階 The Banquet
名古屋市中区栄3 -2 9 -1 名古屋パルコ西館
地下鉄名城線 矢場町駅下車 4 番出口より徒歩2分
- 来場100名様限定
※新型コロナウイルス感染症の状況により、来場参加者数を縮小、または全てオンライン開催に変更の場合があります。
※アルコールを含んだ料理を試食していただきますので、車の運転はできません。
- オンライン視聴900名様限定
※オンライン視聴の方への試食料理の提供はありません。
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
応募方法
<お申し込みはこちら> https://mirin-nagoya.jp
<応募締切> 10月20日(木)まで
参加ご希望の方は、申込フォームより必要事項を入力し、お申込みください。
なお、応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
抽選結果は10月25日(火)までにご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
ご案内が届かない場合は、下記事務局までご連絡をお願いします。
伝統的酒造りシンポジウムi n名古屋事務局 jimukyoku@mirin-nagoya.jp
●内 容
【第1部】基調講演
- 「麹が醸す甘美な酒、本みりんの温故知新」名城大学農学部教授(応用微生物学) 加 藤 雅 士 氏
加藤雅士氏 名城大学農学部教授(応用微生物学)1964年、愛知県知多市出身。学生時代、生命の仕組みに興味を持ったことから、一番シンプルなものを調べようと、微生物の研究へ進む。1992年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。名古屋大学農学部にて助手、准教授を歴任。この愛知という土地柄が、微生物と関係の深い発酵産業の盛んな地域であると知り、研究の傍ら、伝統的な発酵産業にも関わりを持つようになる。企業とも連携しながら、商品開発にも携わり、八重桜やカーネーションより採取した酵母を発酵に用いた日本酒の醸造に成功した。現在は名城大学農学部教授。
- 「料理におけるみりんの使い方と可能性」 日本料理「賛否両論」店主 笠 原 将 弘 氏
笠原将弘氏 日本料理「賛否両論」店主1972年 東京都生まれ。焼鳥店を営む両親の背中を見て育ち、高校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業後、実家の焼鳥店を継ぐ。店の30周年を機に一旦店を閉め、2004年、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。「万人に好かれなくていい。自分の料理とやり方を好きだと言ってくれる人が来てくれれば…」との想いを店名に冠した18席の小さな店は、独創的な感性で作り上げる料理が評判を呼び、たちまち予約の取れない人気店となる。2013年名古屋に「賛否両論名古屋」を開店。和食給食応援団東日本代表として、小学校での授業などを通し、こども達への食育、和食推進活動にも力を注いでいる。基本的な家庭料理から専門料理まで、和食の魅力を伝える著書も多数。
【第2部】座談会
- 「和食文化を支えるみりんの魅力と将来性」~みりんを使った和食、スイーツの試食と共に~
辻口博啓氏 モンサンクレールオーナーシェフオーナーパティシエ、ショコラティエとして、モンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なる複数ブランドを展開。クープ・ド・モンドなどの洋菓子の世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つ。サロン・デュ・ショコラ・パリで発表されるショコラ品評会においては、6年連続で最高評価を獲得。
素材にこだわり、スイーツで地域振興を行うほか、砂糖不使用のチョコレートなど健康に配慮した“ロカボスイーツ”の開発に取り組む。また、企業とのコラボレーションやプロデュース、講演や著書出版など積極的に活動。石川県観光大使。三重県観光大使。金沢大学講師。産業能率大学客員教授。
山田幹夫氏 甘強酒造(株)会長 全国本みりん協議会会長1948年
加藤孝明氏 白扇酒造(株)社長
[総合司会]青山紀子 フリーアナウンサー ワインエキスパートエクセレンス SAKE DIPLOMA