スイーツコンシェルジュの資格認定・スイーツコンシェルジュ検定や各種講座を実施する「日本スイーツ協会」

スイーツコンシェルジュが選ぶ 「2022年スイーツヒット予測」キーワード部門を発表!

スイーツコンシェルジュが選ぶ 「2022年スイーツヒット予測」キーワード部門を発表!

2022/02/10

一般社団法人日本スイーツ協会(所在地:東京都自由が丘)は、2022年に流行しそうな「ヒットスイーツ」と「トレンドの核となるキーワード」について会員を対象にアンケートを実施し、回答をもとに、スイーツコンシェルジュが選ぶ「2022年スイーツヒット予測」をまとめました。2月3日に発表した「ヒットスイーツ部門」に続き、「キーワード部門」を発表します。

「スイーツヒット部門」の記事はこちら: https://sweets-community.com/article/11066

※2023年の予測発表は12月下旬を予定しています。

 

【キーワード部門】

 

■国産シフト/米粉シフト
新型コロナ、世界情勢、気候変動、為替変動などの影響により食品の値上げが続いています。輸入食材の高騰に伴う販売商品への転嫁だけではなく、コンテナ不足による輸入遅延なども問題になっています。輸入食材の安定的な確保が不安視される今、国産品の使用、地産地消、自給率が高い米粉への切り替えが必要となっています。食材の「国産シフト」「米粉シフト」が進むことで、国産小麦やフルーツを訴求したスイーツ、米粉を使ったスイーツやパンが増えていくと予測します。

 

 

■ヴィーガンスイーツ/プラントベーススイーツ

健康志向や環境保護の観点から、植物由来の原材料で作られたスイーツが増えはじめています。いままでは動物性由来の原材料を使っていない(=植物由来の原材料でできた)ものに対して「ヴィーガン」ということばが使われていましたが、「ヴィーガン(=完全菜食主義)」ではない人にもちょうど良い表現として「プラントベース」ということばが使われるようになってきました。宗教・思想などの考え方が基となる「ヴィーガン」と植物由来の原材料で作られたことを示す「プラントベース」。SDGsの推進やインバウンド再開を見据えて、今後スイーツ業界にも浸透していくと予想します。

 

・自販機スイーツ
販売員の人手不足を解消しつつ、店舗の営業時間を問わずに販売できることから売上アップや廃棄ロスの軽減にもつながる自動販売機。焼き菓子やシフォンケーキだけではなく、缶タイプの容器で販売するケーキなども話題になっており、これから参入する店舗も増えそうです。

 

・冷凍スイーツ
今まではギフトや誕生日などのイベント用の冷凍ケーキが主流でしたが、家庭の冷凍庫に常備できる日常消費用のスイーツが増えると予測。

 

・レトロスイーツ
コーヒーや純喫茶ブームとともに、かためのプリンやプリンアラモード、バターケーキ、クリームソーダなど、昭和を感じられるレトロスイーツが注目されています。

 

タワー/タワー系スイーツ
写真の映え方としてインパクトある「高さ」のあるスイーツが増えています。

 

・スパイス
エスニックなスパイスやハーブを使ってより個性的に仕上げたチョコレートやクッキーやチーズケーキが増えています。

 

・フルーツパーラー
フルーツが主役となるパフェの人気もあり、フルーツパーラーが注目されています。

 

※掲載写真はすべてイメージです。